食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03040980344
タイトル ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、山羊とめん羊農家からQ熱病原菌検出
資料日付 2009年12月25日
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分類2 -
概要(記事)  ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は12月24日、インターネット上のプレスリリースで、山羊とめん羊のQ熱検査を実施し酪農家7ヶ所でQ熱病原菌が検出されたことを発表し、AFSCAが勧告しているQ熱対策を実施するよう注意喚起した。
 Q熱は人獣共通感染症で、ベルギーのみならず各国でしばしば発生している。AFSCAは恒常的にこの病気をモニタリングし、状況把握に努めている。
 AFSCAは現在、山羊とめん羊の乳を販売している酪農家の乳の検査を実施しているが、55ヶ所の農家の結果が得られ、7ヶ所から菌が検出された。
 Q熱病原菌が検出された農家は、販売前またはチーズ製造に使用する前に乳を熱処理(低温殺菌または高温殺菌処理)をしなければならない。
 AFSCAは酪農従事者及び家畜に対して感染予防対策をとるよう呼びかけている。勧告(堆肥の取扱-埃の拡散を避け、カバーをかけて保管する、衛生措置等)を遵守することがQ熱予防の基本であるとしている。
 ベルギーはオランダと違い、深刻な状況にはないことをAFSCAは強調した。今後も関係分野と密接に協調し、状況把握に努める。
 消費者に対してAFSCAは、山羊やめん羊の乳の使用に当っては殺菌して感染リスクを避けるよう注意喚起した。また肉を食べたことによるQ熱感染の証拠はないとしている。
地域 欧州
国・地方 ベルギー
情報源(公的機関) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
情報源(報道) ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)
URL http://www.favv-afsca.fgov.be/communiquesdepresse/_documents/2009-12-24_fievre-Q-koorts_fr.pdf