食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03040340149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分バリフェナレート (旧名バリフェナール)のトマト及びなすに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2009年11月23日付け)を公表
資料日付 2009年11月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は11月24日、農薬有効成分バリフェナレート(旧名バリフェナール)のトマト及びなすに対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2009年11月23日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1.イタリアで予定されている露地栽培用途に適応するため、当該作物2種に対する既存MRLの上方修正(0.01mg/kg(定量限界)→0.2mg/kg)が申請された。
2. 作物残留試験のデータから、両作物に対する当該成分のGAPに基づいた使用では、申請された0.2mg/kgを下げた0.1mg/kgで十分であることが示された。
3.欧州のいずれの食習慣においても消費者の慢性摂取に懸念は確認されなかった。推定総摂取量は一日許容摂取量(ADI)の最大1.3%で、推定総摂取量へのトマト及びなすの寄与はADIの0.1%未満であった。この結果、消費者の健康に対する懸念は引き起こされないため、両作物に対する当該成分の意図された使用は容認できるとEFSAは結論した。
4.更に国際標準化機構(ISO)の提案に従って、当該成分の名称をバリフェナールからバリフェナレートに変更することを勧告した。
5.規制対象の残留物定義をバリフェナレートとして、当該成分のMRL(トマト:0.1mg/kg、なす:0.1mg/kg)を提案した。評価担当加盟国による評価報告書素案がまだピアレビューされていないため、本意見書の結論は暫定的なものであり、ピアレビューの終了後に再検討される可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Reasoned_Opinion/1388
,0.pdf?ssbinary=true