食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03040020149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、家庭調理食品及び非加熱喫食調理済み食品などの加熱加工食品中のフランに関してEFSAに提出された科学的報告書を公表 |
資料日付 | 2009年12月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月2日、家庭調理食品及び非加熱喫食調理済み食品などの加熱加工食品中のフランに関してEFSAに提出された科学的報告書(2009年10月20日公表容認)を公表した。概要は以下のとおり。 1. フランは動物実験で発がん性が認められたため、市販食品及び家庭調理食品中のフランの存在に関心が集まっている。デンマーク工科大学の国立食品研究所が行った本調査では、家庭調理食品中のフランの生成、並びに、食事の調理中や保存中及び再加熱中におけるフランの安定性について報告している。 2. 炭水化物含有量の高い家庭調理食品はフランを生成する可能性が最も高く、たとえばトーストしたパンやフライドポテト、ポテトチップス中に検出されるフランの濃度は焦げ加減に相関する。最悪のシナリオを想定して、フランを含有する缶詰食材を用いて家庭で調理した。しかし、できあがった家庭調理食品中のフラン濃度は上昇しなかった。初期濃度のフランを含有する非加熱喫食調理済み食品の場合、加熱調理によって当該食品中のフラン濃度がおそらく加熱中のフランの蒸発のため初期含有量の約半分に低減された。しかし、加熱後にさました食品においては、フラン含量の低下はわずかであり、フランは比較的安定している。 3. デンマークの成人のフラン推定摂取量の95%がコーヒー摂取によるもので、デンマークの小児のフラン摂取への寄与が最も大きな食品群は朝食シリアルであることが判明した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/doc/001e.pdf |