食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03030850305
タイトル 欧州委員会(EC) 、2008年のEU内反すう動物における伝達性海綿状脳症(TSE)有病率モニタリング及び検査報告書を公表
資料日付 2009年11月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会(EC)は11月5日、2008年のEU域内における反すう動物の伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のためのモニタリング及び検査に関する報告書(102ページ)を公表した。
 TSEモニタリングプログラムの枠組みで2008年、EU加盟27ヶ国において牛計10
,051
,584頭、めん羊計465
,276頭、山羊計152
,037頭を検査し、牛125頭、めん羊1
,936頭及び山羊1
,214頭が陽性であった。
 1
,557
,871頭のリスク牛、8
,490
,256頭の健康と畜牛は迅速検査で検査された。2
,352頭はパッシブサーベイランスで、1
,105頭はBSE疫学的関連性のために処分された牛で、BSE陽性牛の93%はアクティブサーベイランスで、7%はパッシブサーベイランスで検出された。
 BSEが発見されなかった国は、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、ギリシャ、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、ルーマニア、スロベニア、スウェーデンであった。2008年のBSE症例数及び検査動物全体の有病率は、2007年に比べてそれぞれ29%、25%減少した。
 めん羊ではアクティブモニタリングで463
,201頭を検査し、2
,075頭が公式(official)TSE疑い例と報告された。山羊では、アクティブモニタリングで150
,566頭のうちの1
,471頭がTSE疑い例であった。めん羊、山羊のいずれからもBSEは確認されなかった。
 さらに、シカの慢性消耗性疾患(CWD)調査の枠組みの中で12
,025頭が2006年~2008年に調査されたが、陽性は検出されなかった。
 EU全加盟国に加え、ノルウェーがTSE検査の情報を提出している。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)
URL http://ec.europa.eu/food/food/biosafety/tse_bse/docs/annual_report_tse2008_en.pdf