食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03030190149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分プロキナジドのリスク評価のピアレビューに関する結論(2009年10月13日付け)を公表
資料日付 2009年10月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は農薬有効成分プロキナジドのリスク評価のピアレビューに関する結論(2009年10月13日付け)を公表した。
 殺菌剤としての評価に基づき結論を出した。ラット2年間試験の妥当な無毒性量(NOAEL)は、甲状腺及び肝臓の過形成を根拠に、1.2mg/kg体重/日とされた。
 当該NOAELを根拠に、安全係数100で、一日摂取許容量(ADI)を0.01mg/kg体重/日に設定した。
 機序は不明であるが、19mg/kg体重/日で有害とみられる作用が観察されたイヌに対する90日間経口投与試験を根拠に、安全係数100で、急性参照用量(ARfD)を0.2mg/kg体重に設定した。
 穀類及びぶとうの消費者リスク評価のための残留物定義(案)はプロキナジド及び代謝物IN-MW977 (2-{[(2RS)-2-hydroxypropyl]oxy}-6-iodo-3-propylquinazolin-4(3H)-one)である。プロキナジドの毒性学的参照値はIN-MW977にも適用できるため、プロキナジド及びIN-MW977の残留物は「プロキナジド」と表記することが望ましい。
 穀類のリスク評価用のプロキナジドとIN-MW977の換算係数は2、ぶどうではIN-MW977は生成されないため、換算係数は1とされた。穀類及びぶとうの規制対象の残留物定義(案)はプロキナジドのみ。残留基準値案として、ぶどう:0.5mg/kg並びに大麦、ライ麦、小麦、えんばく、ライコムギ:0.05mg/kgを提案。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/1350.pdf?ssbinary=true