食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03020680111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、除草剤耐性遺伝子組換え大豆Pioneer Hi-Bred Production Ltd Soybean (Glycine max (L.) Merr.) Event 356043の安全性に関する決定文書 |
資料日付 | 2009年11月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は、11月17日、除草剤耐性遺伝子組換え大豆Pioneer Hi-Bred Production Ltd Soybean (Glycine max (L.) Merr.) Event 356043の安全性に関する決定文書を公表した。 当該遺伝子組換え大豆は、組換えDNA技術により、gat4621遺伝子及びzm-hra遺伝子を導入することで除草剤グリホサート及びALS阻害除草剤に対する耐性を持たせている。 評価に当たっては、当該大豆の産生する新規タンパクの家畜、非対象生物及びヒトへの毒性及びアレルゲン性の可能性、非遺伝子組換え大豆と比較した当該遺伝子組換え大豆の農業上の特質及び栄養組成比較を行った。 評価の結果、当該遺伝子組換え大豆は、その挿入DNAの安定性が証明され、非遺伝子組換え大豆と比較しても環境への侵入及び蔓延の可能性、類縁種への遺伝子移行の可能性、新規の病気の導入の可能性はほとんどないことが示された。また、新規タンパクには毒性及びアレルゲン性はなく、毒性及びアレルゲン性の観点からこれまでの大豆の特性を変更するものではないため、ヒトを含めた他生物に影響を与えることは無い。 動物実験の結果、急性経口毒性の観点からgat4621遺伝子及びzm-hra遺伝子による悪影響は無く、非遺伝子組換え大豆と比較しても、栄養と健康の観点からブロイラーへの悪影響は無いことが示された。 したがって、当該遺伝子組換え大豆は、その導入遺伝子及び獲得形質を安全性や栄養組成の観点から見て、懸念を引き起こすような特徴を有しないし、安全上も栄養的にも非遺伝子組換え大豆と同等であると見なすことができるため、CFIAは、当該遺伝子組換え大豆の環境への放出及び家畜飼料としての使用を認可した。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://www.inspection.gc.ca/english/plaveg/bio/dd/dd0977e.shtml |