食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03020640314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、シンポジウム「人獣共通感染症と食品安全」(2009年11月2日~3日開催)の報告書を公表
資料日付 2009年11月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、シンポジウム「人獣共通感染症と食品安全」(2009年11月2日~3日開催)の報告書(119ページ)を公表した。報告書では、プレゼンテーションの概要が紹介されており、その項目は以下のとおり。
 1. テーマの紹介
(1)ドイツ連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)の視点によるEU及びドイツの人獣共通感染症予防・撲滅の目的及び重点、(2)人獣共通感染症撲滅及び「One World
, One Health」コンセプト、(3)フードチェーンへの人獣共通感染症起因菌の侵入低減のための統合戦略による保菌率の低減効果
 2. 疫学、モニタリング、管理
(1)家畜における病原体の拡散、(2)フードチェーンにおけるサルモネラ属菌のモニタリング ? 低減戦略の出発点、(3)肉用若鶏及び豚によく存在するサルモネラ血清型の危険性、(4)リスクベースの食品の検査・監視体制
 3. 微生物学I
 (1)予測微生物学 ? 利用可能な情報源並びにその利用の可能性と限界、(2)カンピロバクター撲滅 ? (医学・獣医学の)進展及び研究アプローチ、(3)腸病原性エルシニアの疫学及び検出
 4. 微生物II
 (1)大腸菌の分子疫学から何を学ぶか?、(2)狩猟鳥獣肉中の志賀(ベロ)毒素産生性大腸菌のヒト病原体としての評価、(3)魚介類・魚介類製品中の病原性ビブリオ属菌:重要性、検出、保菌状況、(4)食品及び飼料中のブルセラ菌の生残性の調査
 5. 微生物学III (1)フードチェーン中のヨーネ菌、(2)リステリア ? 再興現象?、(3)ドイツにおける旋毛虫の存在:リスクベースの豚の検査
 6. 食中毒
 (1)人獣共通感染症起因菌による食中毒、(2)人獣共通感染症の原因としての食品、(3)2008年のチューリンゲンでのSalmonella Panamaによる食中毒
 7. 抗生物質の使用と耐性
 (1)ドイツの家畜への抗生物質使用量のモニタリング:実施可能性と展望、(2)ドイツ抗生物質耐性防止戦略(DART)の一環としての、動物用医薬品における耐性モニタリング、(3)ドイツ抗生物質耐性サーベイランス(ARS)事業の、ヒトにおける抗生物質耐性の最新データ、(4)フードチェーンにおけるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の多様性
 8. 抗生物質耐性(獲得)及び病原体撲滅
 (1)ドイツの豚から分離したサルモネラ属菌の耐性状況、(2)サルモネラ分離株におけるβーラクタマーゼ(ESBLs及びAmpC)の分子生物学的検出、(3)フードチェーンにおけるカンピロバクター撲滅のためのバクテリオファージの利用、(4)フードチェーンの汚染除去 シンポジウムのプログラムは以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/210/zoonosen_und_lebensmittelsicherheit.pdf
 シンポジウムに関するプレスリリースは以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/32482
 上記の英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cd/32486
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/238/zoonosen_und_lebensmittelsicherheit.pdf