食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03020290476 |
タイトル | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA)、エンドスルファンについてAPVMAが行ったリスク評価を批判した日刊紙の報道記事に対し反論を公表 |
資料日付 | 2009年10月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア農薬・動物医薬品局(APVMA)は10月30日、有機塩素系殺虫剤のエンドスルファン(endosulfan)に関しAPVMAが行ったリスク評価を批判した豪州の日刊紙(Sydney Morning Hearald)の報道記事2本に対する反論を公表した。 同紙は、2009年9月21日並びに10月25日付けの記事でAPVMAが2005年にエンドスルファンについて見直しを行い新たな規制や条件を設定したものの、米国の米国環境保護庁(EPA)が2002年に纏めた安全性データに基づき種々の作物での使用を依然として認めていると報じている。他方、米国のピッツバーグ大学が行った研究では、EPAが使用した安全性リスク評価方法に重大な欠陥が発見されたとしている。EPAが使用した4日間の検査期間は、エンドスルファン毒性の長期的影響(追加の4日間の観察)を勘案していないと指摘した。 これらの報道記事に対し、APVMAは間違った情報であるとし以下のように反論した。APVMAは、他国の規制機関が行ったリスク評価に基づいて決定を行うことはない。各国の規制機関は自国の天候、地理、栽培作物及び農業慣行に応じて独自にリスクを評価しなければならない。 さらに、APVMAは、1998にエンドスルファンの環境評価を実施した際、水性生物に対する毒性のlag effect(遅滞影響)が指摘されたことを受け、4日間の急性毒性試験に加え、7日間の急性毒性試験及び魚を当該化学物質に21日間、28日間また60日間継続的に暴露する数回の実験を実施した。これらの長期的研究の結果は、豪州のエンドスルファン見直しの結論で勘案された。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
情報源(報道) | オーストラリア農薬・動物用医薬品局(APVMA) |
URL | http://www.apvma.gov.au/new/hottopics_endosulfan_smh.shtml |