食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03010300324
タイトル 米国環境健康科学研究所(NIEHS)、BPAの安全性研究に$3 ,000万を拠出
資料日付 2009年10月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国衛生研究所(NIH)の下部組織である環境健康科学研究所(NIEHS)は、BPAの安全調査を行うため2年間で3
,000万ドルを拠出する。資金は米国復興再投資法に基づき拠出される。
 NTP(国家毒性プログラム)とNIEHSは2008年、動物実験から得られた証拠によればBPAは悪影響を及ぼす可能性があると結論づけた。しかし、動物実験で観察された変化がヒトの健康問題に帰結するかという点で研究者間に確信が得られていない。このためNIEHSはBPAを優先分野として選定した。
 動物実験ではBPA暴露と不妊、体重増加、行動の変化、早熟、前立腺がん、乳腺がんとの関連性を示す証拠がいくつかある。新たな研究では、低用量BPAに対する発生期の暴露か成人の慢性暴露のいずれかに特化して行動、肥満、糖尿病、生殖障害、前立腺がん・乳がん・子宮がんの発生、喘息、心血管病、継代的作用、後成的作用などの健康影響を調べることになる。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国環境健康科学研究所(NIEHS)
情報源(報道) 米国環境健康科学研究所(NIEHS)
URL http://www.nih.gov/news/health/oct2009/niehs-28.htm