食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02990320314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、おしゃぶりからビスフェノールAが検出されたのを受け、更新版「哺乳瓶及びおしゃぶり中のビスフェノールAに関するFAQ」を公表
資料日付 2009年10月2日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、おしゃぶりからビスフェノールAが検出されたのを受け、更新版「哺乳瓶及びおしゃぶり中のビスフェノールAに関するFAQ」(2009年10月2日付/3ページ)を公表した。主な更新内容は以下のとおり。
Q. なぜ今おしゃぶり中のビスフェノールA(BPA)について議論されているのか?
A. ドイツ及びオーストリアの環境団体が、おしゃぶり(乳首及びマウスシールド※)から高濃度のBPAを検出したため。(※乳首を固定する飲み込みよけ)
Q. なぜ乳首にBPAが含まれているのか?
A. 未だ不明である。乳首はラテックスあるいはシリコンで作られるが、これらの製造にBPAは必要ない。マウスシールド中のBPAが乳首へ移行することは、通常の使用条件下では考えられない。
Q. BfRの対応は?
A. 環境団体の検査結果を深刻に受け止め、確認検査を実施中である。包括的なリスク評価のため、特におしゃぶり使用時のBPA溶出量を算定する。又汚染経路の特定も必要である。
Q. どのおしゃぶりにBPAが含まれているのか?
A. 分析所のデータによると、ラテックス製シリコン製双方のおしゃぶりにBPAが含まれているが、確認が必要である。
Q. おしゃぶりを長期間使うと健康リスクがあるのか?
A. それを評価するためにはまず、おしゃぶりからのBPA溶出量を測定しなければならない。(検査終了後、BfRは健康影響評価を行う。)
 本FAQの英語版は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/279/selected_questions_and_answers_on_bisphenol_a_in_feeding_bottles_and_dummies_for_babies.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/276/ausgewaehlte_fragen_und_antworten_zu_bisphenol_a_in_baybflaeschchen_und_saugern.pdf