食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02971020188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、栄養強化食品及びサプリメントのビタミン類及びミネラル類最大含有量設定モデルについて意見書を提出
資料日付 2009年9月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、栄養強化食品及びサプリメントのビタミン類及びミネラル類最大含有量設定モデルについて競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2009年7月3日付で意見書を提出した。
 ビタミン及びミネラルの食品添加に関する欧州規則(EC)No.1925/2006が2007年7月1日付で発効した。この規則は欧州域内に適用する最大添加量を設定することを定めている。
 AFSSAが欧州規則に定められたモデルに基づき実施したシミュレーション(2009年1月28日付AFSSA意見書、諮問番号2008-SA-0398)により、フランスの管理当局は欧州委員会に対し、当該規則による最大含有量では消費者保護レベルが不十分であるとの懸念を表明した。
そのため、欧州委員会が選定したモデルで普段の食事及びサプリメント((CI+SI)95)から摂取する栄養量(95パーセンタイル)、当該栄養素について強化食品から摂取するエネルギー量(EFF95)(95パーセンタイル)及び普段の食事及び栄養強化食品(MHI)から摂取する栄養量(97.5パーセンタイル)のパラメータに新たな数値を安全率とし、第3回目のシミュレーションを実施した。
 今回の研究によって、Flynn (2008年)及びRichardson (2007年)のモデルに基づいた強化食品及びサプリメント毎のビタミン及びミネラル最大含有量の栄養摂取量の影響をシミュレーションできるようになった。
 この研究でテストした新たなオプションは先に実施したテストよりも全体的により高いレベルでの消費者保護となっている。但し、安全限界上限(UL)を超えるリスクは栄養素によって様々である。
 全体として、保護レベルの差は殊にオプション1と2及びオプション3の間で大きくなる。これ等の差は強化食品摂取95パーセンタイル(EFF95)でのエネルギー摂取量レベルに関係している。本意見書で紹介したシミュレーションで消費者保護を確実にする強化食品及びサプリメント最大含有量を設定することができる。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/NUT2009sa0134.pdf