食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02970600314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、第1回「ワイン・果汁分析」委員会(2008年9月17日開催)の議事録を公表 |
資料日付 | 2009年9月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、第1回「ワイン・果汁分析」委員会(2008年9月17日開催)の議事録を公表した。食品安全に係わる主な内容は以下のとおり。 1. ワイン中の二酸化硫黄(SO2):EUはワイン中のSO2の基準値を国際ぶどうワイン機構(OIV)の基準値に合わせ10mg/Lに引き下げる予定であるが、生産者はこれに批判的である。委員会は、低い基準値でも技術的に問題ないと判断する。 2. アセトアルデヒド :アルコール飲料中のアセトアルデヒドの発ガン性への関与に関する論文(Lachenmeier DW , Sohnius EM. The role of acetaldehyde outside ethanol metabolism in the carcino-genicity of alcoholic beverages: Evidence from a large chemical survey , Food and Chemical Toxicology 2008; 46(8):2903-2911)をBfRが紹介した。これはアルコール飲料の広範な調査で、アセトアルデヒドの平均含量はビール9mg/L、ワイン34mg/L、蒸留酒66mg/L、シェリー酒118mg/Lであった。著者は、アセトアルデヒドは香料として添加されているが、発がん性を有することを指摘している。 委員会の情報によると、アセトアルデヒドはオレンジジュースの重要な香料であるが、その含量は蒸留酒より低い(最大100mg/L)。会議で、ワインの場合はアセトアルデヒドが二酸化硫黄に結合するため、含量が低減する可能性が指摘された。BfRによるアセトアルデヒドの健康影響評価はまだ終了していない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/207/1_sitzung_der_bfr_kommission_fuer_wein_und_fruchtsaftanalyse.pdf |