食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02960090216
タイトル ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)、2009年全食事量調査(Total Diet Study)の第1四半期分結果を公表
資料日付 2009年8月14日
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分類2 -
概要(記事)  ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)は8月18日、国産食品の検査では安全性上問題となる農薬や汚染物質などの残留は検出されなかったとする2009年全食事量調査(Total Diet Study: TDS)の第1四半期分の結果を公表した。
TDAは、5年に1回行われる調査でニュージーランド国民の残留化学物質、汚染物質及び限定された栄養素への食事暴露量を査定するために通常摂取される食品120種以上について検査を行う。当該調査で検査される食品は、地域的なものと全国的に入手可能なもの2種類に分けられる。第1四半期においては1月及び2月に、オークランド、ネーピア、クライストチャーチ及びダニーディンのスーパーマーケット並びに商店の地域食品61種を検査した。
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,000件の分析から僅か2分野において違反事実が判明した。その1つは、ネーピアからのトマトで、殺虫剤のアザナコナゾールが残留基準値(0.05mg/kg)を若干上回る濃度で検出された。トマトに検出された濃度は、食品安全上或いは健康上問題となるものではないが、生産者が適性農業規範を遵守する必要性を示している。もう1つは、ネーピアからのパンに予想外に高い濃度の鉛が検出されたことである。これについても健康上問題となるものではないとしている。
第2四半期の調査では、全国で入手可能な食品63種が検査され、その結果が近々公表される予定。また、最終報告書については2010年末に公表されることになっている。
今回調査結果の全文(PDF 126ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.nzfsa.govt.nz/science/research-projects/total-diet-survey/2009-q1-nztds-analytical-results-rpt-final-aug-09.pdf

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 18/2009 (2009.08.26)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200918.pdf
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド食品安全機関(NZFSA)
情報源(報道) ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)
URL http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2009/2009-08-17-residues-still-low-in-nz-food-study-shows.htm