食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02950240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分Heptamaloxyloglucanのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表
資料日付 2009年8月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は8月6日、農薬有効成分Heptamaloxyloglucanのリスク評価のピアレビューの結論(2009年7月17日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. ぶどうに耐霜性を付与するため、ぶどうの木に使用する植物成長調整剤としての評価に基づき結論を出した。
2. 当該成分はりんごの搾りかすの抽出物であるため、食品及び飼料中の残留を調べる分析方法は必要ない。
3. 当該成分は栄養細胞壁の成分であるオリゴ糖であり、したがって(りんごから抽出される)果汁等の植物由来食品に自然に含まれており、ヒトが暴露しても安全であると一般的に考えられている。当該成分が低い急性経口及び経皮毒性を有することが毒性学的研究で示された。また、ラット28日間試験から得た当該成分の無毒性量(NOAEL)が試験した最高用量(1000mg/kg体重/日)であったため、当該成分は低い短期経口毒性を有する。当該成分に遺伝毒性のないことが証拠の重み付けによって示された。当該成分の低い急性及び短期毒性、並びに、遺伝毒性の可能性がないことを考慮し、長期毒性試験、発がん性試験、生殖毒性試験は行われず、必要とされなかった。同様に、一日摂取許容量(ADI)、許容作業者暴露量(AOEL)及び急性参照用量(ARfD)を提案しないことで意見が一致した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr334_heptamaloxyloglucan_en_final.pdf?ssbinary=true