食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02950170149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分エマメクチン安息香酸塩の各種作物に対する残留基準値(MRL)の新規設定に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2009年6月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月3日、農薬有効成分エマメクチン安息香酸塩の各種作物に対する残留基準値(MRL)の新規設定に関する理由を付した意見書(5月18日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 成分エマメクチン安息香酸塩は新規農薬有効成分であり、ピアレビューが終了していないため、今回の意見書は暫定的なものであり、ピアレビューの結果によっては、再検討することもあり得る。毒性参照の値は、RMSオランダが評価の結果、一日摂取許容量(ADI)が0.0025mg/kg体重/日、急性参照用量(ARfD)が0.05mg/kg体重/日に設定された。 消費者摂取リスク評価を、EFSAはSTMR値(訳注:GAP手法の最大条件に沿って実施された作物残留試験から得られた残留値の中央値)及び既存のHR値を用いて、PRIMo改訂版2で推定した。総摂取量は一日摂取許容量(ADI)の1~7%であった。急性摂取量評価では、急性摂取に関する懸念は確認されなかった。ARfDへの寄与が最も高かったのはレタスでARfDの32%に達した。検討中のりんご等の仁果類、桃・ネクタリン、生食用・ワイン用ぶどう等に対する当該成分の適用は、消費者の安全性から許容できると結論した。 新規設定する暫定的MRLとして、仁果類(0.02mg/kg)、桃・ネクタリン(0.02mg/kg)、生食用・ワイン用ぶどう(0.05mg/kg)等を提案した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Reasoned_Opinion/praper_ro_sr290_emamectin_en ,0.pdf?ssbinary=true |