食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02941030188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、ミツバチの伝染病に適用する管理対策に関する改正省令案について意見書を提出
資料日付 2009年7月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、ミツバチの伝染病に適用する管理対策の設定及び1980年8月11日付省令を変更する改正省令案について食品総局(DGAL)からの諮問を受け2009年5月22日付で意見書を提出した。
 改正省令案の第14条で1980年8月11日付省令の第14条~第20条が削除されることになっているが、殊に原産の県から県外にミツバチを移送する場合に必要な衛生証明書や原産地証明書の発行及び監督官庁の公的な衛生管理措置や養蜂場の任意衛生管理の実施可能性に関する条項の削除は、特にトレーサビリティーに関して業者の衛生調査効率を低下させかねない性質のものである。
 1980年8月11日付省令の第14条~第20条の廃止及び第12条を現状のまま維持することは、一方で1980年8月11日付省令の条文に関するAFSSAのこれまでの意見書、殊に2006年12月22日付AFSSA意見書の行政管理組織及び衛生サーベイランスと予防総合対策に関する所見と矛盾し、もう一方で2008年11月1日付AFSSA報告書のミツバチコロニーの異常死、崩壊及び衰退に関する提案に反対するものとなる。
 よってAFSSAは、本意見書の論拠(argumentaire)に記した幾つかの点以外は、改正省令案及び付属書本体で提案されている衛生対策全般については承認するにしても、本省令案に否定的意見を付し、ミツバチの伝染性があるとされている病気の衛生対策に関する条文を見直すよう勧告するものである。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/SANT2009sa0083.pdf