食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02940630314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、カンピロバクター食中毒の予防に関する消費者向けリーフレットを公表 |
資料日付 | 2009年7月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、カンピロバクター食中毒の予防に関する消費者向けリーフレットを公表した。概要は以下のとおり。 1. カンピロバクターとは? 2. 特にリスクのある人は? ドイツでは特に5歳以下の子供及び20~29歳の若者にカンピロバクター症が多い。 3. ヒトはどのように感染するのか? 特に汚染食品を介し(少量の菌でも)感染する。カンピロバクターは食品を腐敗させないので、外見や臭いから細菌が付着しているかどうかはわからない。感染したペットや家畜との接触によっても感染する。また汚染された水を飲んで感染する場合もある。 4. 汚染されている食品は? 感染動物はほとんど発症しないが、特に糞便にカンピロバクターが高濃度含まれる。そのため、と畜や搾乳時に食品が汚染される場合がある。特に以下の食品からカンピロバクターが検出される:1)生あるいは加熱不十分の家きん肉、2)生乳、3)生肉製品(挽き肉等) 5. カンピロバクターが死滅するのはどのようなときか? 食品の中心温度が70℃で2分以上加熱されるカンピロバクターは死滅する。冷凍により細菌数は減少するが、十分には死滅しない。 6. カンピロバクターが増殖するのはどのようなときか? カンピロバクターは食品中でしばらく生残するが、増殖はしない。増殖には特殊な環境(湿気、並びに特有の濃度の二酸化炭素及び酸素(微好気性))が必要である。水分が少ない、塩分が多い、保存料を含むなどの食品では、カンピロバクターは徐々に死滅する。 7. 食品のカンピロバクター汚染を防ぐには? 台所での交差汚染の予防が重要である。 8. 食品にカンピロバクターが生残するのを防ぐには? 食品を十分に加熱する。 なお、本件に関するプレスリリースは以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cd/30417 上記の英語版は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cd/30423 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/238/verbrauchertipps_schutz_vor_lebensmittelbedingten_infektionen_mit_campylobacter.pdf |