食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02940340149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ピリミホスメチルの一部の残留基準値(MRL)について精査したリスク評価に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2009年6月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月3日、農薬有効成分ピリミホスメチルの一部の残留基準値(MRL)について精査したリスク評価に関する理由を付した意見書(5月20日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 EFSAは2008年9月18日に公表した意見書で、ピリミホスメチルにおける長期摂取リスクを特定したと述べ、一部のMRLを下方修正するよう勧告した。但し、一部の穀類については、追加のデータが十分提供されれば、変更の必要はないと言及した。 EFSAは、新たな食品消費データと共に、ECより再評価の依頼を受けた。今回、評価報告書案で報告された穀物を主成分とする製品の加工係数を再計算し、ピアレビューから導かれた当該加工係数を修正すべきと結論した。計算した長期曝露評価において、2種類の食品においてADIを超えることが特定された。(乳児ADIの160%、幼児ADIの116%で主な原因は、ふすま及び全粒パンである) 穀物を主成分とする加工食品に関する入手可能な食品摂取詳細データや再計算した加工係数等に基づく暴露評価の結果、以下のMRL修正を提案した。 そば、とうもろこし、稲、ライ麦(5mg/kg→0.05mg/kg)、動物由来製品(0.05mg/kg→0.01mg/kg)については修正、大麦、雑穀、えんばく、サトウモロコシ等は、5mg/kgのMRLを継続する。 上記のADI超過の結果から、小麦(ライコムギを含む)に対するMRLの最終結論を出すために、英国で消費される小麦ふすま及び小麦ふすまを主成分とする製品の有効消費データが必要と言及した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Reasoned_Opinion/praper_ro_sr294_pirimiphos-methyl_en.pdf?ssbinary=true |