食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02940330149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分シフルフェナミドのえんばくに対する残留基準値(MRL)修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2009年6月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月3日、農薬有効成分シフルフェナミドのえんばくに対する残留基準値(MRL)修正に関する理由を付した意見書(5月19日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
 えんばくに対する当該成分の既存MRL0.02mg/kg(定量限界)を0.1mg/kgにすることが申請された。穀類におけるシフルフェナミドの代謝について調査し、リスク評価及び管理においてシフルフェナミド及びそのE-異性体の和をシフルフェナミドの残留値とすることを決定した。えんばくの穀粒及びわらにおけるシフルフェナミド残留の家畜における負荷を検討の結果、動物由来の製品にもMRL(現時点の定量限界値)を設定することを提案した。
 STMR値、最大残留値、並びに、動物由来製品のためのMRL修正案の0.03mg/kg等に基づき、消費者リスクを評価した。慢性食事摂取量の試算では、消費者の摂取についていかなる懸念もなかった。シフルフェナミドの総食事摂取量に対するえんばくの寄与は一日摂取許容量(ADI)の0.01%以下であった。急性摂取による懸念も特定されなかった。
 シフルフェナミドのMRL修正案(えんばく0.02mg/kg→0.1mg/kg)及びMRL新規設定案(動物由来製品0.03mg/kg)は、データによって十分裏付けられ、消費者の健康リスクは確認されなかったと結論した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Reasoned_Opinion/praper_ro_sr291_cyflufenamid_en.pdf?ssbinary=true