食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02940010188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、食品加熱調理用具の非粘着コーティングの残留パーフルオロオクタン酸(PFOA)がヒトの健康に及ぼす潜在的リスクについて意見書を提出
資料日付 2009年7月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、食品加熱調理器具(訳注:フライパン等)の非粘着コーティングの残留パーフルオロオクタン酸(PFOA)がヒトの健康に及ぼす潜在的リスクについてUFC Que Choisir協会(消費者団体)から諮問を受け、2009年3月13日付で意見書を提出した。
 PFOAはパーフルオロアルカリ化合物で難分解性有機物に分類されるものである。
 AFSSAは、
(1)PFOAとその塩基には遺伝毒性がないこと;
(2)げっ歯類の発がん機序はヒトに外挿できないこと;
(3)EFSAが2008年に定義したPFOAのTDIは1.5μg/kg体重/日であること;
(4)食品に接触する設備器具経由の現実的なPFOA暴露量は0.0025μg/kg体重/日及びEFSAの最大理論暴露値は0.3μg/kg体重/日(EFSA、2008)であること;
(5)EFSAが評価した食品経由の最大暴露量は6 ng/kg体重/日(EFSA、2008)であることを考慮すると、食品加熱調理器具の非粘着コーティングにおける残留PFOAによる消費者リスクは殆どないと思料する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/MCDA2007sa0391.pdf