食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02930540149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、フードチェーンにおけるカンピロバクター管理の健康便益評価に関する科学的専門家会議の概要報告書を公表
資料日付 2009年7月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月9日、フードチェーンにおけるカンピロバクター管理の健康便益評価に関する科学的専門家会議(2008年12月4~5日)の概要報告書(2009年6月付け、186ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 米国やニュージーランドを含め30ヶ国の科学者及び利害関係者ら約90人が当該会議に参加した。
2. 最終全体会議で科学者らは結論について討議し、当該細菌の感染源及び伝播経路は多いが、家きん肉がヒト暴露の最も重要な原因である可能性があることで一致した。 カンピロバクターはヒトの急性細菌性腸炎の主要な原因菌として認められた。 また、科学者は、医療、食品、獣医の3分野の間の緊密な協力がデータ収集の向上に不可欠であるとした。欧州のフードチェーン全体を通じた信頼性のある定量的データがリスク評価のための高精度なモデルに役立ち、最も効果的な介入策を特定することになるであろう。
3. 家きんに対するフルオロキノロンの使用が家きん、ひいてはヒトが感染するカンピロバクターの当該抗菌剤耐性の出現を招いていると科学者は言及した。カンピロバクターの場合、ヒトの健康への影響を正確に定量化することは現在不可能だが、動物に対するフルオロキノロンの使用の削減が公衆衛生に便益があると科学者は述べた。
 当該報告書の要旨をまとめた文書は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902642362.htm
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Document/scient-coll-12-campylobacter.pdf?ssbinary=true