食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02920570149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、アーモンド等を除く木の実類における総アフラトキシンの基準値修正(4μg/kg→10μg/kg)に係る公衆衛生への影響に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2009年6月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月30日、アーモンド、ヘーゼルナッツ及びピスタチオを除く木の実類における総アフラトキシンの基準値の上方修正(4μg/kg→10μg/kg)に係る公衆衛生への影響に関する科学パネル(CONTAM)の声明(6月16日に書面で採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EFSAは、アーモンド、ヘーゼルナッツ及びピスタチオを除く木の実類における総アフラトキシンの基準値の上方修正(4μg/kg→10μg/kg)に係る公衆衛生への影響の可能性について精査するよう欧州委員会の要請をこのほど受けた。この要請は、欧州共同体の関係法令とコーデックス委員会の決定(非加熱喫食用アーモンド、ヘーゼルナッツ及びピスタチオにおける総アフラトキシンの基準値を10μg/kgとする)との整合性に関する加盟国との協議によって生じた。 2. アーモンド、ヘーゼルナッツ及びピスタチオを除く木の実類の摂取について加盟国から信頼性の高いデータが入手可能ではなかったため、木の実類中のアフラトキシンの食事暴露量を推定に、FAO及びWHOの地球環境監視システム/食物汚染監視計画(GEMS/Food)のConsumption Cluster Diets データベースの情報を用いた。 3. CONTAMパネルは、2007年の入手可能な知見に基づき、木の実類すべてにおける総アフラトキシンの基準値の上方修正(4μg/kg→10μg/kg)によって公衆衛生に悪影響はないと結論づけた。しかし、CONTAMパネルは、(1)アフラトキシンが遺伝毒性及び発がん性を有するため、全供給源由来のアフラトキシンへの暴露量はなるべく低くすることが望ましい、(2)品目にかかわらず高汚染食品の販売量の削減を優先させるべき―との前回意見書の結論を維持した。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.14/2009 (2009. 07.01) http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200914.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Statement/contam_statement_ej1168_aflatoxin_other_treenuts_en.pdf?ssbinary=true |