食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02920140149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分トリフルムロンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表。
資料日付 2009年3月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月10日、農薬有効成分トリフルムロンのリスク評価のピアレビューに関する結論(93ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 毒性に関して、トリフルムロンは経口投与ののち広範囲に吸収されるが、低い急性毒性を示す。反復投与後の主たる有害影響は、溶血性貧血と、それに対する生体応答及び異なった器官における副次的な影響である。遺伝毒性及び発がん性は、見られていない。生殖毒性及び神経毒性についても、観察されていない。
 代謝物及び不純物に関して、複数の試験が実施され、3種類の不純物は毒性学的に関連性があるとされ、3種類の植物による代謝物については、トリフルムロンの毒性試験でカバーされると考えられる。但し、1種類の急性毒性がある植物代謝物に関して、急性参照用量を設定するには新たな毒性試験が必要であるとした。
 1年間の犬における試験(2年間のラットにおける試験結果で補強して)で得られた、1.42mg/kg体重/日の無毒性量(NOAEL)を安全係数100で除して、ADIを0.014mg/kg体重/日に、90日間のラットにおける試験で得られたNOAELを安全係数100で除して、許容作業者暴露量(AOEL)0.036mg/kg体重/日を設定した。急性参照用量(ARfD)は必要ないと考えられた。しかしながら、植物代謝物M07は、急性毒性がより強いことが示唆されており、ARfDを算定するために追加のデータが必要ということで合意された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr194_triflumuron_en
,0.pdf?ssbinary=true