食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02910050315 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、調査報告書「気候変動が魚を介するメチル水銀摂取を誘発する」を公表 |
資料日付 | 2009年6月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、調査報告書「気候変動が魚を介するメチル水銀摂取を誘発する」(76ページ/2008年12月付)を公表した。これは、環境調査事業としてBfR及び連邦環境・自然保護・原子炉安全省の委託で実施されたものである。本調査で種々の魚のメチル水銀含量が測定された。報告書の項目及び、「8. 結果要約」の概要は以下のとおり。 1. 序 2. 問題点 3. 気候変動 3.1 水温の上昇、3.2 海流の変化、3.3 地球温暖化の海洋生態系への影響、3.4 ドイツの気候の変化、3.5 気候変動によって起こりうる影響、3.6 気候変動及び食用魚への影響 4. メチル水銀の毒性学的な重要性 4.1 急性毒性、4.2 慢性毒性 5. 検体及び分析方法 6. 結果 6.1 アラスカ・シロイトダラ、6.2 タラ、6.3 ツノガレイ、6.4 アカウオ、6.5 ニシン、6.6 カレイ、6.7 サバ、6.8 タイセイヨウダラ、6.9 様々なパラメータの魚種別比較、6.10 食品法規の基準による結果の評価、6.11 毒性学的基準による結果の評価 7. ニシクロカジキにおける総水銀に占めるメチル水銀の割合 8. 結果要約 本調査で十分かつ確かなデータを得ることができ、今後、気候変動による魚のメチル水銀含量の変化を比較することが可能となった。 メチル水銀汚染の現状からは、通常の食習慣において魚摂取による暴露リスクは想定されない。しかし、汚染濃度の高い魚を平均を大幅に上回る量摂取すると、危険量のメチル水銀に暴露されるため、魚のメチル水銀含量の測定は重要である。 メチル水銀による胎児及び乳幼児への危害を防ぐため、妊娠中、授乳中及び妊娠を希望する女性、並びに子供は、メチル水銀濃度の高い魚の摂取を制限し、低濃度の魚を摂取するよう助言する。 9. 謝辞 10. リファレンス |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦消費者保護食糧農業省(BMVEL) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/220/klimawandel_bedingte_aufnahme_von_toxischem_methylquecksilber_ueber_den_fischkonsum.pdf |