食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02910020188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、根菜比重選別にカオリン粘土を加工助剤として使用する認可申請について意見書を提出
資料日付 2009年6月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、根菜の比重選別にカオリン粘土を加工助剤として使用する認可申請について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2009年4月22日付で意見書を提出した。
 カオリン粘土を加えて比重を調整した水選法で、沈降選別には1
,150±50 kg/m3及び浮遊選別には1
,015~1
,030 kg/m3のカオリン粘土を加える。このことからジャガイモの選別にはカオリン粘土2.75g/kgジャガイモ重量を使用する。根菜の浮遊選別にはカオリン粘土7 g/kg根菜重量を使用する。
 カオリンは本質的には珪酸アルミニウムなので、残留アルミニウムがカオリンの残留物のインジケーターとして利用されてきた。
 粘土汚染物質として知られているヒ素及び鉛は検出されなかった。
 残留カオリン粘土が検出されたが、最大消費量をジャガイモ54g/日/人及びベイビーキャロット10g/日/人とした暴露計算では、体重60kgで計算すると耐容週間摂取量(TWI)の1mg/kg体重の1/60未満である。
 ダイオキシンについては動物飼料のカオリン粘土に認められた最大濃度の1/10未満である。
 AFSSAは申請書に記載の使用条件であれば根菜比重選別にカオリン粘土を加工助剤として使用しても消費者の健康リスクを呈するものではないと思量する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/AAAT2008sa0397.pdf