食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02910010188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、残留農薬を含むとうもろこしのミツバチ誘引分泌物の産生に関する情報について意見書を提出
資料日付 2009年6月8日
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概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、とうもろこしの残留殺虫剤を含むミツバチ誘引分泌物の産生に関する情報について食品総局 (DGAL)から諮問を受け2009年4月30日付で意見書を提出した。
 イタリアのパドヴァ大学のV. Girolami教授のチームが、とうもろこしの蜜を採集するミツバチの主要なリスクは、今まで知られていない新規の暴露経路に結びついていることをプレスリリースで発表したとの情報がフランス養蜂業協会(la Federation francaise des apiculteurs professionnels)からもたらされた。
 この情報によると、とうもろこしは特に植生の早期の段階で分泌液を産生している。この分泌液はミツバチの誘引物質で、ミツバチにとって毒性のある残留殺虫剤、イミダニコチノイドが10~100mg/kg検出された。
 AFSSAの文献(Goatley et Lewis
, 19668)調査によると、この分泌液には糖分が含まれているがミツバチを引き付けるほどの糖分濃度になっていない。一般にミツバチは花蜜に20~95%含まれる水分で水分補給している。また別に水を必要とする場合でも、とうもろこしの分泌液がミツバチの採水対象(主として緩慢な流れの流水や又は溜まり水が対象となっている)となる可能性は低い。
 よって、AFSSAは、調査した科学文献から、このプレスリリースで発表された情報はミツバチのリスクに関するAFSSAのリスク評価の結論を変更する性質のものではないと、否定的見解を示している。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/DIVE2009sa0065.pdf