食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02900630149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、山羊の伝達性海綿状脳症(TSE)に対する遺伝的抵抗性に関する意見書を公表
資料日付 2009年3月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月24日、山羊の伝達性海綿状脳症(TSE)に対する遺伝的抵抗性に関する科学的意見書(3月5日採択、25ページ)を公表した。
 キプロスで行われた山羊の遺伝子育種に関するパイロット研究について、BIOHAZパネルは、この研究の科学的な有効性の評価と、この研究に基き、キプロス島の山羊の定型スクレイピー管理プログラムに遺伝子的育種がどの程度まで利用できるのかを示すよう求められた。
 BOIHAZパネルの結論は以下のとおり。
キプロスでの研究から、H154、D146及びS146にPRNP対立遺伝子キャリアをもつ山羊は、定型スクレイピーに対し潜在的に低めの感受性をもつということを一層裏付ける結果が得られた。これは、山羊のTSE物質を制御し根絶させるための遺伝学的戦略の一部として用いることができそうなPRNP多型を同定する上で有望な情報であると考えられる。しかし、キプロスの定型スクレイピーを制御し根絶させるための道具として、H154、D146、S146のPRNP対立遺伝子をもつ個体を大規模飼育することの効果や見えない悪影響について正確かつ信頼できる評価を行うには、根拠は不十分である。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No. 8 / 2009 (2009. 04.08)
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2009/foodinfo200908.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/biohaz_op_ej995_tse_resistance_goats_en
,0.pdf?ssbinary=true