食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02900240149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分シフルフェナミドのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2009年5月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月26日、農薬有効成分シフルフェナミド(Cyflufenamid)のリスク評価のピアレビューの結論(2009年4月8付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 本結論は、申請された春播及び冬播の穀類に適用する殺菌剤としての代表的用途の評価に基づいている。 2. 哺乳動物における毒性試験では、経口、経皮及び吸入試験では急性毒性がなく、皮膚、眼への刺激性及び皮膚への感作性はない。 3. シフルフェナミドには遺伝毒性の可能性は見られなかった。 4.ラットを用いた2年間慢性毒性試験及び発がん性試験に基づき、肝臓及び腎臓の変化を根拠にNOAELを4.4mg/kg体重/日が設定された。このNOAELを安全係数100で除し、ADIを0.04 mg/kg体重/日に設定した。このADIにおいて、イヌの脳の1年間慢性毒性試験における空胞形成(brain vacuolation)についてのNOAEL(23 mg/kg体重/日)及び最小毒性量 (76mg/kg体重/日)に対する安全マージンは各々575及び1900であり、このADIはヒトの健康保護に十分と考えられた。 5. ウサギ発達毒性試験から得た母獣毒性についてのNOAEL 5mg/kg体重/日は、食欲及び母獣体重の減少及び肝臓重量増加を根拠としている。このNOAELを安全係数100で除して、急性参照用量(ARfD)を0.05 mg/kg体重とした。 6. 更に許容作業者暴露量(AOEL)を、イヌを用いた1年間の経口投与試験結果(NOAEL:4.1mg/kg)に安全係数100を除して、経口吸収率を70%として0.03 mg/kg体重/日に設定した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr258_cyflufenamid_en_final.pdf?ssbinary=true |