食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02900030188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、2007年化学汚染物質サーベイランス計画で実施したヤツメウナギ及び真正サメ目類の水銀汚染の分析結果について意見書を提出 |
資料日付 | 2009年6月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、2007年化学汚染物質サーベイランス計画で実施した水銀汚染分析結果、殊にヤツメウナギ及び真正サメ目類の水銀汚染の分析結果の解釈について食品総局(DGAL)から諮問を受け、2009年4月17日付で意見書を提出した。 ヤツメウナギのサンプルの93%は規制値0.50mg Hg/kgを超え、更に64%は捕食魚の規制値の1mg Hg/kgも超えている。サメ類のサンプルの44%、モミジザメのサンプルの92%は捕食魚の規制値の1mg Hg/kgを超えている。 INCA-2(フランス全国食事実態調査)ではサメ類とモミジザメの消費は機会があれば食べると云うもので(1回/週)で消費者数も少ない(0.5%以下)。ヤツメウナギはINCA-2の調査対象にならいほど少なく、国民一般からみるとヤツメウナギ摂取による暴露は無視できる。 AFSSAは結論として、水銀汚染及び食事データ分析に関しては2006年7月6日付AFSSA意見書の勧告を維持する、即ち妊娠及び授乳期の女性と低年齢の幼児(生後30ヶ月未満)について下記を推奨するものである。 ・多様な魚を食べること ・肉食魚の摂取は生後30ヶ月未満の幼児で60g/週、妊娠及び授乳期の女性で150g/週未満とすること AFSSAに提出されたヤツメウナギ及び真正サメ目類の汚染データに関して、AFSSAはこれ等のカテゴリーの人口層が摂取を避けるべき魚種等のリスト(現在はメカジキ、カジキ、モミジザメ)に、捕食魚のサメ類及びヤツメウナギを加えるよう補足勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/RCCP2008sa0309.pdf |