食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02890890188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、豚肝臓を使用した生ソーセージによるE型肝炎ウイルス(HEV)感染リスクについて意見書を提出 |
資料日付 | 2009年5月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、豚肝臓を使用した生ソーセージ (コルシカ島特産のフィガデーリやツールーズ特産の肝臓ソーセージなど)の摂取によりE型肝炎ウイルス(HEV)に感染するリスクについて食品総局(DGAL)から諮問を受け、2009年4月30日付けで意見書を提出した。 これは、2009年4月10日にマルセイユにあるLa Conception病院消化器科部長Gerolami教授及びTimoneウイルス研究所(マルセイユ)のColson博士が、フィガデーリを食べた後にE型肝炎ウイルスに感染する症例が毎年20症例ほど発生していると報告したことを受けて、DGALから下記の諮問があったものである: 1. E型肝炎ウイルスに汚染されている豚肝臓生ソーセージを食べるとE型肝炎感染リスクはあるか? 2. 乾燥処理で消費者のE型肝炎感染リスクを低減できるか?また、その乾燥処理プロセスは何か? 3. 加熱処理で消費者のE型肝炎感染リスクを低減できるか?また、その加熱処理プロセスは何か? AFSSAは、豚肝臓を使用した生ソーセージにはHEV感染リスクがあるので、その旨を消費者に周知すべきであると勧告した。低温乾燥処理は現在の知見ではHEVのリスク低減に有効ではない。十分に高い温度での加熱処理については、かなり効果的にリスク低減が見込めるが、その具体的な方法を提案するにはデータが十分ではないとしている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/MIC2009sa0101.pdf |