食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02890020188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、カレー製品から検出された着色料メチルイエローについて意見書を提出
資料日付 2009年5月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、カレーを主成分とするカレー製品及び混合香辛料から検出された未認可人工着色料メチルイエローについて競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、2009年4月8日付けで意見書を提出した。
 ベルギーでインド産カレーを使った食品からメチルイエローが16~1
,600μg/kg検出され問題になった。この未認可着色料は遺伝毒性や発がん性が懸念されている。着色料についてはその他にもスダン-Iやパラレッドなどが問題になったことがある。
 メチルイエロー(4-dimethyl-amino-azobenzene:CAS 60-11-7)はバターイエローとして知られている。国際がん研究機関(IARC)はヒトの発がん性の可能性がある物質の2B物質に分類した。最近の研究ではin vitro及びin vivoで遺伝毒性が確認された。EFSAも遺伝毒性及び発がん性物質としている。
 AFSSAは、含有率が低くても、ヒトの健康リスクを除外できないと思量する。よって、消費者がこの物質に暴露しないような管理措置を採るよう勧告する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/RCCP2009sa0090.pdf