食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02881130188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、アスタキサンチンが豊富な緑藻Haematococcus pluvialisを主成分とする新開発食品成分NIのフィンランドの評価報告書に対する意見書を提出
資料日付 2009年4月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、アスタキサンチンが豊富な緑藻Haematococcus pluvialisを主成分とする新開発食品成分(NI)の市場流通認可申請を評価したフィンランドの最初の評価報告書について、競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、2009年3月18日付けで意見書を提出した。
 AFSSAは、申請書のフィンランドでのデータは不完全で、消費者の安全を保証するものではないと以下のように追加的データを求めた。
 多環芳香族炭化水素(PAH)、PCB、フラン、ダイオキシン等の含有量データ、(230℃の加熱処理による)脂質新生物質であるトランス脂肪酸含有量の完全で詳細な成分データがない。
 強化食品の可溶化に使用した微粒子のサイズに関する知見が欠如している。
 藻類養殖由来の栄養素含有量データ及び使用した添加物並びに加工助剤の添加量に関する情報がない。
 酸化促進作用及び医薬品代謝との相互作用の分析データがない。
 アレルゲンのダイズレシチンが含まれていないか確認する必要がある。
 当該NIのNOAELが設定できない。
 提案の商品表示がアスタキサンチン6mg/日を含むたん白質摂取を推奨しているようにも取れ、消費者の誤解を招く可能性がある。
 薬物治療を受けている人、子供、妊娠女性、授乳期の女性に対して、アスタキサンチン強化食品を摂取することに注意を要する旨の警告表示が必要である。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/NUT2009sa0026.pdf