食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02880210149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分トリフルスルフロンのリスク評価(構造類似体のトリフルスルフロンメチルを評価)のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2009年4月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月17日、農薬有効成分トリフルスルフロン(Triflusulfuron)のリスク評価(構造類似体のトリフルスルフロンメチルを評価)のピアレビューの結論(2008年9月30付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 本結論は、申請された砂糖用ビート(てんさい)及び飼料用ビートに適用する除草剤としての代表的用途の評価に基づいている。 2. 哺乳動物における毒性試験では、経口、経皮及び吸入試験では低い急性毒性を示すが、トリフルスルフロンメチルの複数回投与試験では、体重増加率、食事摂取量、飼料効率の減少、肝酵素の上昇及び貧血が見られ、短期及び長期試験の無毒性量(NOAEL)は各々6.6、4.06mg/kg体重/日であった。 3.一連の遺伝毒性試験において、トリフルスルフロンメチルは遺伝毒性の可能性は見られなかった。 4.雄のラットにおける発がん試験において、ライディッヒ細胞腺腫が観察され、Xn , R40「有害;発がん作用に関し限定された証拠がある」への分類が提案された。 5.ラット2年間慢性毒性試験における雄ラットの無毒性量(NOAEL) 4.06mg/kg体重/日を根拠として、安全係数100を除して、一日摂取許容量(ADI)を0.04 mg/kg体重/日に設定した。ラットを用いた90日試験結果に安全係数100を除して、経口吸収率を65%として許容作業者暴露量(AOEL)を0.04 mg/kg体重/日に設定した。ラットを用いた発生毒性試験における母獣の体重減のNOAEL 120mg/kg体重/日を根拠に、安全係数100を除して、急性参照量(ARfD)を1.2 mg/kg体重とした。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/PRAPER_Conclusion/praper_concl_sr195_triflusulfuron_en.pdf?ssbinary=true |