食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02870540470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、米国及びメキシコにおけるのA型豚インフルエンザ感染の集団発生に関する情報を更新 |
資料日付 | 2009年4月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4月25日、米国及びメキシコにおけるA型豚インフルエンザ感染の集団発生に関する情報を更新した。概要は以下のとおり。 1. 25日現在の最新情報では、米国疾病管理予防センター(CDC)は、新型のA型豚インフルエンザ(H1N1)ウイルスに感染した8症例(カリフォルニア州とテキサス州)を確認した。当該症例は3月末~4月中旬に穏やかなインフルエンザ様の徴候を示し、全症例とも完治している。これと平行して、メキシコにおいては当該感染症の集団発生が続いており、多数の症例及び死亡例がでている。ラボの予備検査では、メキシコの呼吸器症状のある患者のウイルスと、米国のウイルスは類似していた。現在までのところ、米国よりメキシコの症例がより重篤な症状を呈する理由は不明である。 2. 同日、ヒトのA型豚インフルエンザ(H1N1)に関するよくある質問を更新している。質問は以下のとおり。 (1)豚インフルエンザとは何か、(2) 豚インフルエンザはヒトに感染するか、(3)豚インフルエンザ感染者はどんな症状か、(4)ヒトは豚インフルエンザにどのように感染するのか、(5)豚インフルエンザに対するワクチンはあるか、(6)季節性インフルエンザのワクチンは豚インフルエンザに効くか、(7)ヒトの豚インフルエンザは治療できるか、(8)米国とメキシコの状況が新しい問題を示す理由とは、(9)欧州全域の状況は、(10)これまでに実施した対策とは、(11)新型インフルエンザの世界的大流行に直面しているのか、(12)メキシコ、カリフォルニア州、テキサス州(以下、当該地域)に旅行しても安全か、(13) 当該地域に旅行する場合の予防策とは、(14) 当該地域から戻ってきた旅行者に必要な注意事項とは。 当該Q&A(3ページ)は以下のURLから入手可能。 http://ecdc.europa.eu/en/files/pdf/Health_topics/090425_FAQ_swine_influenza.pdf 3. 24日には米国及びメキシコにおける豚への明らかな暴露を伴わない豚インフルエンザのヒト症例に関する脅威評価を公表している。主な結論は以下のとおり。 (1)両国の報告事例は異常であり、欧州においても警戒が必要である。 (2)持続的なヒト‐ヒト感染の徴候がみられるが、感染の大規模な集団発生の可能性、あるいはインフルエンザウイルスのパンデミック株の出現の可能性について言及するのは時期尚早である。 当該脅威評価(5ページ)は以下のURLから入手可能。 http://ecdc.europa.eu/en/files/pdf/Health_topics/TA_Swine_influenza_US-090424_1900hrs.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | - |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | http://ecdc.europa.eu/en/health_content/Articles/article_20090425.aspx |