食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02860870188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、栄養強化食品及びサプリメントのビタミン及びミネラル最大含有量算定モデルについて意見書を提出 |
資料日付 | 2009年3月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、栄養強化食品及びサプリメントに含まれるビタミン及びミネラル最大含有量算定モデルについて競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受け、2009年1月28日付で意見書を提出した。 栄養強化食品及びサプリメントに含まれるビタミン及びミネラル添加に関する欧州規則EC No.1925/2006は2007年7月1日付で発効した。本規則では、欧州において適用されるビタミン及びミネラルの最大含有量を定めることになっている。この最大含有量を定める手法として欧州委員会は2008年12月に2つの確率論的評価法を推奨した。即ち栄養強化食品については、Flynnの新モデル(2008)及びサプリメントについては欧州栄養評議会(ERNA、Richardson、2007)が開発したモデルである。AFSSAはこの二つの最大含有量設定モデルの評価を行った。 直近のフランス人の食事摂取データ(2006-2007年全国調査INCA2)、栄養強化食品のビタミンとミネラル最大含有量、サプリメントのビタミンとミネラル最大含有量でシミュレーションを行った。 ビタミンD及びビタミンB6に関しては、成人及び子供とも耐容上限量(UL)超過が観察された。鉄分では子供にUL超過があった。Flynnモデルの最も低い最大限度設定オプションにおいても同様に子供にUL超過があった。摂取している栄養強化が可能な食品の10%が栄養強化食品であるとする低いレベルの仮定条件でも子供にUL超過が観察された。 欧州委員会が推奨するモデルで別々に設定した栄養強化食品(MSLf)及びサプリメント(MSLs)のビタミンB6、ビタミンD及び鉄分の最大含有量では、ULを超過する栄養摂取量となった。従って、これらのモデルを使って設定した限度(最大含有量)は消費者を充分保護するものとはいえないとしている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Documents/NUT2008sa0398.pdf |