食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02860670104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、食中毒サーベイランス2008年報を発行、発生率は2004年以降横ばい
資料日付 2009年4月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は、食品安全検査局(FSIS)、食品医薬品庁(FDA)及び10州と共同で食中毒アクティブサーベイランスネットワーク(FoodNet)事業を展開しているが、このほど2008年の年報を発行した。それによれば、ここ1年間の最も一般的な食中毒の発生率は、過去3ヶ年に比較して殆ど変動がなかった。
 FoodNetは食中毒のモニタリングと疫学研究を実施し、毎年直近のデータを過去3年のデータのほか、サーベイランスを開始した1996年~1998年のデータと比較している。FoodNetの母集団は米国の人口構成に近いため、米国全体での発生率と傾向を知る上で信頼性の高い情報が得られる。
 カンピロバクター、クリプトスポリジウム、リステリア、腸管出血性大腸菌O157、サルモネラ属菌、赤痢菌、腸炎ビブリオ、エルシニアによる発生件数は、過去3年(2005年~2007年)と比べて大差がなかった。サーベイランスが始まった1996年以来、特定の食中毒については発生率が大幅に減ったが、いずれも2004年以前であり、その後は著しい減少がない。特にサルモネラ症の発生率は10万人当たり14人~16人で、サーベイランス開始以来全く変わっていない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/media/pressrel/2009/r090409.htm