食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02860520104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、ピスタチオのサルモネラ属菌汚染で初の患者か?病原菌株のDNA指紋が汚染製品と一致 |
資料日付 | 2009年4月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は3月26日、特定の1社から数ヶ月間にわたり収集したピスタチオナッツ及びピスタチオ含有製品のサンプルが、Montevideo、Newport、Senftenbergなど複数の血清型のサルモネラ属菌に汚染されている旨、米国食品医薬品庁(FDA)から通知を受けた。以来CDCは、当該汚染とヒトの疾患との関係について鋭意調査を進めてきた。 FDAからはPulseNet(CDCの細菌DNA指紋データベース)を通じて、当該企業の関連製品から検出されたサルモネラ属菌株のDNA指紋の提供を受けた。ピスタチオ製品から検出されたサルモネラ菌株のDNA指紋の幾つかは、最近罹患した複数患者から採取された菌株のDNA指紋と一致した。このような菌株に最近感染した患者の数は、現在のところ米国の予測基準を上回るものではない。DNA指紋の幾つかが関連している食品はピスタチオのほかにもあるため、DNA指紋の一致によって必ずしも病気とピスタチオが結びつくことにはならない。CDCは、患者らと面接して発症前にピスタチオナッツやピスタチオ含有製品を摂取したか否かを判別すべく、国や地方自治体の公衆衛生機関と協力を進めている。DNA指紋が一致する患者中、これまでにコネチカット州の1人がピスタチオ含有製品を摂取していたことが判明している。 汚染ピスタチオの供給源となったのはカリフォルニア州のSetton Pistachio of Terra Bella Incの1社であり、既に同社では2008年産ピスタチオの殻剥きロースト、殻付きロースト、殻剥き生製品の出荷を停止すると共に、自主回収を進めている。同社から供給を受けた各社も回収を続行している。汚染ピスタチオは、ケーキ、クッキー、プリン、トレイルミックス(アウトドア用乾燥食品)、スナックバー、アイスクリームなど用途が広範多岐にわたる。回収中の製品に関する情報は、FDAの下記のURLから閲覧可能。 http://www.fda.gov/pistachios/ |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/print.do?url=http%3A//www.cdc.gov/salmonella/pistachios/update.html |