食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02860150149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価46:アンモニア及びアンモニウム塩2種に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2009年2月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月10日、香料グループ評価46:アンモニア及びアンモニウム塩2種に関する科学パネルの意見書(34ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1.パネルは、香料グループ評価46:アンモニア及びアンモニウム塩2種に関する評価を依頼された。 2. 3物質の内、2物質については構造クラスⅠへ、1物質は構造クラスⅢへ分類される。 3. アンモニアは、広範囲の食品中に天然に、しかも非常に高い濃度でも産生することが、また、水硫化アンモニウムも広範囲の食品中に天然に産生することが報告されている。 4.初期値によるMSDIにおいて、2物質は34及び140μg/人/日となり構造クラスⅠにおける懸念を引き起こす閾値(1 ,800μg/人/日)を下回り、残り1物質の推定値は5.6μg/人/日となり、構造クラスⅢの閾値(90μg/人/日)を下回った。 5.遺伝毒性に関する毒性データは限定されるものの、これらの物質を本評価法で評価することをさまたげるものではない。塩化アンモニウムに関しては、発がん性試験において腫瘍を引き起こすことはないことが示唆されている。 6.代謝に関して実施した考察の結果、香料として摂取される量において、これら3物質は無毒な物質へ代謝されると考えられる。 7. 評価を行った当該香料物質の結果を商業製品に適用するには、成分規格が必要であるが、アンモニア及び塩化アンモニウムに関しては、同定法の情報が欠けている。 8. 上記の結果から、パネルは水硫化アンモニウムについてはMSDIを用いて出した「推定摂取量では、安全性に懸念が生じることはない」と結論した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_ej955_fge46_op_en.pdf?ssbinary=true |