食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02850670330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、感染症情報(Health Protection Report)第3号10号を公表 |
資料日付 | 2009年3月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は3月13日、イングランド及びウェールズにおける食中毒及び感染症情報(Health Protection Report)第3号10号を公表した。今号の概要は以下のとおり。 1. 2009年第5~8週に複数箇所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒 (1) イースト・ミッドランズ(East Midlands)地域のレストランで食中毒により4名が発症した。Salmonella Agbeniが検出された。原因食品は不明。 (2) サリー(Surrey)地域の居住施設で食中毒により8名が発症した。Salmonella Enteritidis PT14Bが検出された。原因食品は不明。 2. 2009年2月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウェールズでのサルモネラ感染症 症例の総計 (暫定数値)は412件で、その血清型はS. Enteritidis PT4が26件、S. Enteritidis (他のPTs)が84件、S. Typhimuriumが114件、S. Virchowが19件、その他が169件であった。 3. イングランド及びウェールズにおいて2009年第5~8週の期間に報告された一般腸内細菌感染症 細菌別にみるとカンピロバクターによる症例が最多で2 ,891件、2番目がロタウイルスによるもので2 ,412件、3番目がノロウイルスによるもので1 ,093件、次いでサルモネラ属菌が288件、ジアルジア属が187件、クリプトスポリジウムが111件、ソンネ赤痢菌が61件、腸管出血性大腸菌O157が25件と続いている。 2009年第1~8週の累計では、カンピロバクター、ソンネ赤痢菌、ロタウイルス、ノロウイルス及びクリプトスポリジウムについては、前年同期と比較し以下のとおりそれぞれ増加している。(カッコ内は2008年同期件数) カンピロバクター: 5 ,360件 (4 ,767件) ソンネ赤痢菌: 124件 (57件) ロタウイルス: 3 ,255件 (2 ,152件) ノロウイルス: 2 ,630件 (1 ,691件) クリプトスポリジウム: 271件 (228件) (腸管出血性大腸菌O157に関しては、2009年の累計データなし。) 他方、サルモネラ属菌及びジアルジア属に関しては、前年同期と比較し、以下の通り減少を示した。(カッコ内2008同期件数) サルモネラ属菌: 664件 (935件) ジアルジア属: 377件 (395件) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/hpr/infections/enteric.htm#gofi |