食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02850410314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) 、第2回「日用品」委員会(2008年12月2日開催)の議事録を公表 |
資料日付 | 2009年3月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) は、第2回「日用品」委員会(2008年12月2日開催)の議事録(同日付/8ページ)を公表した。食品に係わる主な議題及びその概要は以下のとおり。 1. 紙委員会の会議(2008年10月21日開催)の報告 再生紙製食品包材からフタル酸ジイソブチル(DIBP)などの有害物質が食品に移行するため、今後BfRは、食品に移行する一連の液状物質を勧告XXXVIにおいて溶出指針値で規制する意向である。これに関し連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)は、再生繊維を含む紙中の物質を特定する研究を計画している。 2. 毒性学委員会の会議(2008年12月1日開催)の報告 (1)紙製食品包材中の汚染物質 1)フタル酸ジイソブチル(DIBP) DIBP暴露は年々わずかながら上昇している。子供では耐容一日摂取量(TDI)を超過する場合もある。データ収集に使われたサンプルは4~5年前のものであるので、DIBP低減策に効果がないのかもしれない。今後もDIBP暴露を調査し、必要に応じて更に低減策を講じなければならない。 2)マレイン酸ビス(2-エチルヘキシル) 暫定的な溶出指針値として50ppbを勧告XXXVIの修正案に収載する。(2)ビスフェノールA(BPA) 様々な国及び国際機関が2008年にBPAの健康影響評価を行った。新たな研究論文について既にBfRは情報を提供した(No.036/2008、2008年9月19日付)。 ttp://www.bfr.bund.de/cm/216/neue_studien_zu_bisphenol_a_stellen_die_bisherige_risikobewertung_nicht_in_frage.pdf 3. ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)でコーティングした調理器具の空焚きに対する警告の勧告LIへの収載 当該警告はEUで統一すべきであるので、勧告LIへの収載は適切ではない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/207/2_sitzung_der_bfr_kommission_fuer_bedarfsgegenstaende.pdf |