食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02850090188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、蜂蜜の残留農薬基準値(MRL)設定ガイダンス資料の草案作成について意見書を提出
資料日付 2009年3月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、欧州規則EC No.396/2005に基づく蜂蜜の残留農薬基準値(MRL)設定ガイダンス資料の草案作成について食品総局(DGAL)から諮問を受け、2009年1月13日付で意見書(付属書を含み44ページ)を提出した。本プロジェクトは欧州委員会がフランスに委託したものである。
 食事に含まれる蜂蜜の割合は非常に少ない。消費者リスクに関しては、慢性暴露評価に使用する理論最大一日摂取量(TMDI)はごく僅かである。
 急性暴露では、EFSAが開発したPRIMoモデル及び今日規定されている最も低い急性参照用量(ARfD)を考慮すると、欧州で認可されていない農薬についてはMRLのデフォルト値(MRL par defaut)が0.01mg/kgで、消費者の安全を保証するには充分であるとしている。 それ以外の農薬成分については、植物の地上部分(茎から上)の最大残留値が0.05mg/kg未満のものはMRLのデフォルト値を0.05mg/kgとする。また最大残留値が0.05mg/kg以上の場合は、野外又は巣穴(tunnel)の残留農薬実地試験、植物の地上部分(茎から上)の残留値をベースにした計算、蜂蜜中の残留農薬の安定性、糖蜜(syrup)から蜂蜜への残留農薬の移動及びモニタリング・データなどからMRLを設定する。もしMRLが0.05mg/kg以上ならばデータ・モニタリング又は野外試験を実施することを提案している。
 AFSSAは草案作成について下記のように取りまとめDGALに提出した。
付属書-1:MRL設定フローチャート
 付属書-2:蜂蜜のMRL設定に関するガイドライン案
  1. 序  2. 概説 3. 残留農薬の定義 4. 必要なデータ  5. 登録後データ  6. 参考文献  付属資料-1 蜂蜜の成分  付属資料-2 蜂蜜のMRL設定フローチャート
付属資料-3 花蜜又は穀物糖液(honeydrew in crops)からの蜂蜜生産可能性
付属資料-4 糖蜜(syrup)から蜂蜜への残留農薬移動に関する研究
付属資料-5 蜂蜜汚染評価のための野外の残留農薬実地試験
付属資料-6 蜂蜜汚染評価のための巣穴(tunnel)の残留農薬実地試験
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Documents/DIVE2007sa0209.pdf