食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02850040344 |
タイトル | ベルギー連邦フードチェーン衛生安全庁(AFSCA)、メラミンを違法に混入した中国産乳児用調製粉乳の使用及び市場流通に関して関係食品業界に注意喚起した意見書を公表 |
資料日付 | 2009年3月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン衛生安全庁(AFSCA)は、メラミンを違法に混入した中国産乳児用調製粉乳を使用しないよう及び市場に出回らないよう関係食品業界に注意喚起した意見書(AVIS 06-2009、26ページ)を2009年3月13日付で公表した。 中国でメラミンを違法に混入した乳及び粉乳で51 ,900人を超える乳幼児が入院し、少なくとも6人の乳児が死亡した。メラミンはプラスチック、コーティング、難燃剤、樹脂及び接着剤などに使用する化学物質である。メラミンは発がん性、生殖毒性、催奇形性はないが腎結石形成を誘発し、更には長期暴露すると腎不全を引起すことが判明している。 入手データによると、作用限界(最大含有量)を設定することができる。しかしながら、例えば幼児が長期暴露した場合のメラミンの毒性学的特性など、科学データが欠落しているものが多数残っている。加えて、科学委員会は乳児用調製乳の潜在的汚染物質の濃度も出来得る限り低いレベルでなければならないとしている。規格に適合した成分の認可乳児用調製乳を購入するよう消費者に勧告している。 粉乳などが在庫品として残っているかもしれないので、この問題は引続き残ることになる。関連食品業界は、社内の自主検査システムでメラミンや違法に非たん白質窒素を添加したものは潜在的な危険性があるものとして、検査することを勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ベルギー |
情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
URL | http://www.favv-afsca.fgov.be/comitescientifique/avis/_documents/AVIS06-2009_FR_DOSSIER2008-25_000.pdf |