食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02840980160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、家きんにおける残留ナイカルバジン削減に関するリーフレットを公表 |
資料日付 | 2009年3月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は3月3日、英国養鶏評議会(British Poulty Council)、全国農民組合(National Farmers’ Union)及び動物用医薬品委員会(Veterinary Medicines Directorate)と協力し、養鶏場関係者用に家きんにおける残留ナイカルバジンの削減策に関するリーフレットを作成し、公表した。 当該リーフレットは、2008年5月における官民合同報告書「英国の鶏におけるナイカルバジン残留の発生率及び濃度の削減」の発表を受け、作成されたもので、その主要な指針は下記のとおり。 1. ナイカルバジンを含む飼料を正確に必要量発注し、使用すること。 2. もし実行可能であれば、発育段階の終わりに飼料箱を空にすること。 3. 鶏がと畜される最低5日前の期間には、飼料箱からナイカルバジンを含む飼料を撤去すること。ナイカルバジンを含まない飼料に切り替える際は飼料箱を完全に空にすること。これを完全実施しないとナイカルバジンの残留へのリスクが高い。 4. 鶏がと畜される5日前には以前の収穫物或いは他の農場からの残留飼料を給餌しないようにすること。 5. Elanco Poulty Support team(eps@lilly.com)に電子メールを送付し、残留ナイカルバジン削減・防止訓練セッションに参加を申し込むこと。 ナイカルバジンは、鶏の致命的な消耗性疾患となる可能性があるコクシジウム症の治療に使用される特定飼料添加物である。FSAは、現在英国の鶏で検出されているナイカルバジンの濃度が重大な食品安全リスクを引き起すものではないとみなしている。しかしながら、消費者が残留濃度について、特に適正農場規範により防止出来る場合、最低限に抑制するのを期待している点について認識している。 リーフレットの全文(PDF 1ページ)及び2008年5月の官民合同報告書(PDF 71ページ)についてはそれぞれ以下のURLから入手可能。 http://www.foodstandards.gov.uk/multimedia/pdfs/publication/nicarbazin0209.pdf http://www.foodstandards.gov.uk/multimedia/pdfs/nicarbazin.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.foodstandards.gov.uk/news/newsarchive/2009/mar/nicarbazin |