食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02840900314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「食品中の鉄に関するFAQ」を公表
資料日付 2009年3月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、「食品中の鉄に関するFAQ」(2008年12月1日付/5ページ)を公表した。概要及び質問事項は以下のとおり。
 鉄は必須元素であり、食品を介して摂取しなければならない。鉄は主に肉に含まれるが、特定の果物・野菜、並びに豆果や穀物も鉄のよい供給源である。体は、ヘモグロビンの生成及び酸素の運搬に鉄を必要とする。ドイツ国民の鉄摂取状況はよい。しかし子供、成長期の青少年、妊婦及び授乳中の女性は摂取不足のリスクグループである。反対に、必要以上に多くの鉄を摂取しているグループもある。
 数年前からドイツでは朝食用シリアルの一部に鉄が添加されている。また種々の鉄含有サプリメントも販売されている。現在の知見では、鉄を長期間多量に摂取すると心疾患及びがんのリスクが高まるため、BfRは食品に鉄を添加しないよう勧告する。鉄含有サプリメントは、医師の診断でより多くの鉄が必要な場合にのみ摂取すべきである。
Q1. なぜ体は鉄を必要とするのか?
Q2. 一日にどのくらいの鉄が必要なのか?
Q3. なぜ妊婦には多くの鉄が必要なのか?
Q4. 鉄は体内に蓄積されるのか?
Q5. 鉄(植物性あるいは動物性)には違いがあるのか?
Q6. 鉄の吸収を阻害あるいは促進する要因は?
Q7. 鉄に富む食品は?
Q8. 国民はどのように鉄を摂取しているのか?
Q9. 菜食者が注意すべきことは?
Q10. 菜食者は国民平均より鉄が不足しやすいのか?
Q11. 鉄不足にどのように気づくのか?
Q12. 鉄摂取が不十分なリスクグループは?
Q13. 食品を介して鉄を過剰に摂取する可能性はあるのか?
Q14. 鉄含有サプリメントによって過剰摂取する可能性はあるのか?
Q15. 鉄を過剰に摂取するリスクグループはあるのか?
Q16. BfRは食品への鉄の添加を支持しているのか?
 本FAQの英語版は以下のURLより入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/279/frequently_asked_questions_and_answers_about_iron_in_food.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/276/fragen_und_antworten_zu_eisen_in_lebensmitteln.pdf