食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02840010316
タイトル ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)、2003年~2008年の食品中のアクリルアミド含量(中央値)の推移を公表
資料日付 2009年3月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)は、2003年~2008年の食品中のアクリルアミド含量(中央値)の推移を公表した。
 BVLは2002年に、連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV) 及び連邦州と共同でアクリルアミド最小化構想を開始した。その後6年間でアクリルアミド含量は概ね減少した。検査対象食品及びアクリルアミド含量の推移は以下のとおり。
1. 検査対象食品(13種):[1]クネッケパン(※訳注:クラッカー状に焼いたライ麦パン)、[2]朝食用シリアル(ミューズリーを除く)、[3]パン・焼き菓子類、[4]糖尿病患者用長期保存パン・焼き菓子類、[5]乳幼児用(両面焼き)ビスケット、[6]レープクーヘン(※訳注:蜂蜜・生姜入りクッキー)及びレープクーヘン入りクッキー、[7]シュペクラチウス(※訳注:クリスマス用クッキー)、[8]ポテトチップ、[9]調理済みフライドポテト、[10]ポテトパンケーキ、[11]焙煎コーヒー、[12]水溶性コーヒー(コーヒーエキス)、[13]代用コーヒー
2. アクリルアミド含量の推移
(1)中央値が減少した食品(7種):[2]、[3]、[4]、[5]、[7]、[8]、[11]
(2)中央値があまり減少しなかった食品(6種):[1]、[6]、[9]、[10]、[12]、[13]
3. 線グラフの食品名
(1)線グラフ1 (じゃがいも製品):青線[8]、赤線[9]、緑線[10]
(2)線グラフ2 (ベーカリー製品):青線[3]、赤線[5]、緑線[4]
(3)線グラフ3 (シリアル、クッキー他):青線[6]、赤線[7]、緑線[1]、橙線[2]
(4)線グラフ4 (コーヒー類):青線[11]、赤線[12]、緑線[13]
 EUでも2008年よりアクリルアミドプログラムが実施されており、その枠組みでドイツではパン、穀物粥、瓶入り乳幼児食品も検査される。これまでの検査対象食品でアクリルアミド含量が減少したものについては、今後抜き取り検査が行われる。シグナル値は(これまで毎年算定されていたが)、十分なサンプル数を確保するため今後は2年毎に算定される。
 本件に関するプレスリリース(3月5日付)は以下のURLから入手可能。
http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_495478/DE/08__PresseInfothek/01__Presse__und__Hintergrundinformationen/01__PI__und__HGI/Rueckstaende/2009/pi__senkung__der__acrylamidgehalte.html__nnn=true
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
情報源(報道) ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL)
URL http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_493422/DE/08__PresseInfothek/01__Presse__und__Hintergrundinformationen/01__PI__und__HGI/Rueckstaende/2009/hi__erfolgreiche__bilanz__acrylamidminimierungskonzept.html