食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02810100105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、1月30日に開催されたBPAの製造者、使用者会合に関する声明を公表 |
資料日付 | 2009年2月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は2月9日付で、1月30日に開催されたビスフェノールA(BPA)の製造者、使用者会合に関する声明を公表した。概要は以下のとおり。 1. 1月30日、FDAとカナダ保健省(Health Canada)は、両国の関係者を集め、食品中のBPAを最小化するための方法を討議する会合を主催した。これは又、企業の自主的なBPA削減努力を支援するFDAの取組みの一部である。 2. 開催されたフォーラムは次のとおり。 (1)FDAとHealth Canadaにおける現在の活動報告及びBPA暴露潜在リスク評価のための追加研究の現況について (2)製造者の研究活動、包材から食品へのBPA移行を最小化するための製造方法、最新の市場での進展 (3)規制産業利害関係者からの情報について、FDA及びHealth Canadaによるリスク評価を最新化し精緻化する一助とするための参加者による討議 (4)食品と接触するBPAの異なった利用方法及び十分に機能的且つ評価されている代替物質の可能なバリエーションに関する討議 (5)代替物質の入手可能性のため、将来的に北米市場でポリカーボネイト製哺乳瓶が大部分を占めなくなる可能性に関する討議 3. 全般的にBPAに関する米国、カナダ、欧州、日本の規制当局のコンセンサスは、全ての入手可能な証拠から食品包装からの現在の暴露レベルは、乳児や幼児を含む一般集団に対し、差し迫った健康リスクを与えないというものである。 4. Health Canadaは、現在の食事による包材からのBPA暴露は、新生児や乳児を含む一般集団に対し健康リスクを与えるとは予測されないと結論づけている。しかし、予防的見地から、カナダ政府は乳児と幼児のBPA暴露を低減するための一歩を踏み出した。 5. FDAは現在、科学委員会による2008年10月の安全性評価案に対し具体的な回答を準備中である。評価案は国家毒性プログラム及びその専門家パネルなどの最近の評価により指摘された発達毒性に焦点を当てた。例えば、FDAは潜在的な低用量影響に関する研究を検討し、これらの研究結果を慎重に評価する予定である。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2009/NEW01955.html |