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資料管理ID syu02800050104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、死亡疾病週報に「複数州での家きんによるサルモネラアウトブレイク-米国2007」を発表
資料日付 2009年1月23日
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分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は1月23日付死亡疾病週報に「複数州での家きんによるサルモネラアウトブレイク-米国2007」を発表した。概要は以下のとおり。
 2007年6月、ミネソタ州保健省(MDH)公衆衛生研究所は、2人の患者から同じパルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)パターン1を有するSalmonella Montevideo株を同定した。MDHによる患者への質問から、二人とも同じアイオワ州の孵化場(A孵化場)由来の鶏に暴露していた。2007年9月、別のPFGEパターン1の患者が7人がノースダコタ州で確認され、全員がA孵化場のヒナに暴露していた。
 全国調査の結果、2007年中に全部で65のPFGEパターン1の S. Montevideo株が分離され、A孵化場或いは別の4州の7孵化場から飼料店或いは通信販売で購入された生きた鶏の暴露と関連している可能性が確認された。
 一方、2007年には別のS. Montevideo (PFGEパターン 2)によるアウトブレイクがあり、全部で64株が23州で分離された。ニューメキシコ州の孵化場(B孵化場)とオハイオ州の孵化場(C孵化場)からの生きた鶏がこれらの感染症に関連していた。
 本報告書は、2件の別々に発生した無関係のアウトブレイクに関するもので、現在も進行中の、農業用飼料店や孵化場から直接購入された生きた鶏からのサルモネラ症感染リスクを明らかにしている。通信販売向け孵化場がサルモネラ属菌のような鳥由来ヒト病原菌の汚染源となっており、今後の生きた家きんとの接触による疾病予防には包括的な感染制御対策が必要である。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm5802a1.htm