食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02790010160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、食品中における24種の金属及び他の物質の濃度測定調査結果を公表 |
資料日付 | 2009年1月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は、2006年に実施されたトータル・ダイエット・スタディ(TDS)における食品中の金属及び他の物質24種の濃度測定調査結果を公表した。 本調査では、英国の24都市からパン、魚及び果物を含む20食品グループのサンプルが採取され、アルミニウム、アンチモン、ヒ素、バリウム、ビスマス、カドミウム、クロム、銅、ゲルマニウム、インジウム、鉛、マンガン、水銀、モリブデン、ニッケル、パラジウム、白金、ロジウム、ルテニウム、セレン、ストロンチウム、タリウム、スズ及び亜鉛の濃度について検査が行われた。 調査結果の主要点は下記のとおり。 1. 食品グループにおける各物質の濃度は、アルミニウム、バリウム及びマンガンを除いて、2000年に実施された前回TDSの結果よりも低いかまたは同等であった。 2. 当該物質に対するヒトの暴露は全般的にTDSプログラムの経過にともない低下してきており、大部分の物質への暴露は低いレベルに留まっている。 3. 独立した諮問委員会である「食品、消費者向け製品、及び環境における化学物質の毒性に関する委員会(Committee on Toxicity of Chemicals in Food , Consumer Products and the Environment: COT)」が本調査結果について評価を行った。COTは、消費者の健康に対する具体的な問題点を発見しなかったが、アルミニウム及びバリウムに関しては一層の情報が必要であることに言及した。また、無機ヒ素及び鉛に対する食事暴露を軽減する努力を継続すべきであると強調している。 本調査結果の全文(PDF 45ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.foodstandards.gov.uk/multimedia/pdfs/fsis0909metals.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | Food Standards Agency |
URL | http://www.foodstandards.gov.uk/news/newsarchive/2009/jan/tds |