食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu02780040149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価75:テトラヒドロフラン誘導体類及びフラノン誘導体に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2008年12月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月15日、香料グループ評価75:テトラヒドロフラン誘導体類及びフラノン誘導体に関する科学的意見書(21ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 今回の香料物質は、JECFAが評価を実施した18のテトラヒドロフラン誘導体類及びフラノン誘導体のうち11物質に関して評価を実施した。この内、JECFAが評価した11物質については、EFSAが香料グループ33で評価した6のテトラヒドロフラン誘導体類に構造的に類似すると結論を出した。残りの7物質についても、JECFAが評価を実施しているが、2物質は登録されていなこと及び5物質はα及びβ不飽和ケトンであり、他のα及びβ不飽和ケトン及びアルデヒド類と共に別途評価される。 2. JECFAは11のテトラヒドロフラン誘導体をA3ステップ(訳注:無毒な物質に代謝される物質を評価するステップ)で評価しており、パネルは10物質については、当該評価手順に同意する。 1物質(FL-No.13.097)については無毒な物質に代謝されることが確認できないため、Bステップでの評価をすべきである。また、当該物質及び構造的に類似する物質に関する無毒性量(NOAEL)が設定されていないため、追加情報が必要である。 3. JECFA評価において1物質は、米国の生産量からMaximised Survey-derived Daily Intake (MSDI)を推定しているため最終的な評価実施には、欧州の生産量データが必要である。 4. 今回評価を行った当該香料物質の結果を商業製品に適用するには、成分規格を入手して検討を行う必要があるが、11全ての物質に関し、立体異性体の情報及び一部については溶解性の情報が欠けている。 5. 上記の理由から、パネルはこれらの11物質の評価を留保した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/cs/BlobServer/Scientific_Opinion/afc_op_ej917_fge75_en.pdf?ssbinary=true |