食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu02770020107
タイトル 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)、過塩素酸塩に関する消費者向けQ&Aを改正
資料日付 2009年1月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)は1月8日付で、米国環境保護庁(EPA)が、飲料水中の過塩素酸塩の健康に関する勧告を公表したのを受け、過塩素酸塩に関する消費者向けQ&Aを改正した。Q&AにあるEPAの勧告の部分は以下のとおり。
 2009年1月8日、EPAは、米国学術研究会議(NRC)の勧告に基づき、その参照用量により飲料水中の過塩素酸塩のレベルを15ppbとする暫定的な健康に関する助言(health advisory)を公表した。参照用量は、集団(感受性の高いサブグループを含む)における一生涯を通じ、感知できるレベルの有害影響を生じないと考えられる一日当りの推定経口暴露量である。
 EPAは、当該健康勧告作成のために、NRCによる最も感受性の高いサブグループ(例:胎児)を保護する目的で、妊婦の体重、妊婦における飲料水及び食品暴露データを用いた。更に、食事からの暴露については、米国疾病管理予防センター(CDC)のデータを用い、最高位(90パーセンタイル)の妊婦の食品暴露を推計した。妊婦の食品と水の複合暴露が参照用量を超えないよう、飲料水中の過塩素酸塩の濃度を計算した。
 Q&Aの主な項目は以下のとおり。
1. 乳児用調製乳に水道水を使用する場合、注意を払うべきか?
2. ボトル入り飲料水中の過塩素酸塩の量は、安全か?
3. 過塩素酸塩の安全な暴露量は設定されているのか?(急性参照用量として、0.7μg/kg体重/日を設定)
4. FDAは、食品中の過塩素酸塩含有量に関する調査結果を公表しているか?
等16項目のQ&Aが記載されている。
 2009年1月8日付のEPAの過塩素酸塩の暫定健康勧告に関する声明は以下のURLから入手可能。
http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/d0cf6618525a9efb85257359003fb69d/467d05245cbb049d8525753800644b1e!OpenDocument
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国(CFSAN)
情報源(報道) 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)
URL http://www.cfsan.fda.gov/~dms/clo4qa.html